パンチャカルマ〜前処置とナスヤ〜1日目から8日目
写真はホスピタル滞在3日目から毎朝6日間飲んだ薬用ギー。
1日目と6日目では量が随分増加しました。
トリートメントルームにて写真撮影禁止の為、写真がありません。
セラピストさんたちに無理にお願いするのはマナー違反だと思いましたので、ご了承ください。
パンチャカルマの記録として、まずは処置についてお伝えしたいと思います。
到着した日のトリートメントは皆同じ内容とのこと。旅の疲れを癒して、ドーシャを旅の前の状態に戻す為のリラックスな内容。
オイルマッサージはひとりのセラピストから受ける優しいもの。
午後のトリートメントは部屋にセラピストが来て30分間のフットマッサージ。
2日目の午後から
【ナスヤ】
が始まりました。
2日目午前のオイルマッサージは二人のセラピストによるダイナミックなもの。
午後ドクターとのコンサルテーション。
事前に用意しておいた英文の問診票を使ってドクターに体調や症状の相談。
自分と家族のヒストリーを話す。
脈診。
ドクターからドーシャや今後の治療内容についてなどの説明を受ける。
【ナスヤ】←中心処置の1つ
私の場合、滞在中6日間受けました。
まずベッドに横たわり、顔にクリーム(オイルでも良いそう)を塗られてマッサージされます。
そのあと、火にかけたヤカンの前に座ります。薬が入っていると思われる香りのする蒸気に顔を近づけ、上から布を被せられて鼻で深く呼吸するように言われます。
とても熱いですが、しばらく我慢すると鼻の奥から目や鼻に通じる通路も温められて熱さを感じにくくなります。顔の表面温度を、セラピストがチェックして、そのあとベッドに移動します。
顎を上にあげ、片方ずつ三滴のナスヤの薬を入れられます。
鼻の付け根や目の周りなどをさすられます。
ホットタオルを顔に当てられます。
少し横たわってから、起き上がり終わり。
ナスヤは鼻の為の処置だと思っていました。
毎日、ネティポットで鼻洗いのあと、一滴ずつ鼻の中にオイルを塗布していましたが、本来のナスヤの目的は鼻だけに効くものとは違うようです。
頭、つまり脳、目、顔全体に効果を発揮する処置。
ナスヤの後は脳に作用しているのがわかりました。
ボンヤリするようなクッキリするような不思議な感覚です。
ーナスヤ後の注意ー
午後のナスヤの処置の後は洗髪は禁止です。
午前中のナスヤの時に限って、午後のオイルトリートメントのあと、セラピストによる洗髪はオーケーとなります。
滞在3日目 ギー服用開始
朝ごはんの代わりに薬用ギーを飲みます。
そして、用意されたジンジャーホットウォーターをコップに2、3杯飲むように言われます。
私はギー服用の間の午前中は基本的にインターネットなどは使わないようにしました。
ネットをしていたという同じ時期にギーを開始した日本人の人はギーを飲んでいた期間、それほど脳に影響を感じなかったとのこと。
個人的には、ネットをすることなどの作業により交感神経が優位になる為だと思いました。せめてギー服用の午前中だけでもぼんやりと景色を眺めるなどの過ごし方をオススメします。
薬用ギー服用で吐き気がしたり、気持ち悪くなったり、頭がぐらんぐらんとしたりするのは当たり前の症状なので大丈夫です。
軽く散歩をしたり、ゆっくりと呼吸したりして過ごします。
ランチの時間には私は具合は良くなっていました。
午前中のトリートメント
steample massage
が始まりました。
ハーバルボールによるとてもダイナミックなマッサージです。
個人に合わせてのハーバルボールとオイルが使用されます。
セラピストは二人で行われます。
約45分間。
最初は少し痛く感じました。
身体が強張っているせいかもしれません。
ダイナミックに行うことで、薬用オイルをより浸透させ、アーマ(毒素)を出しやすい状態にするのが目的かと思います。
コリなどをほぐして、安静にしなくてはいけないギーの期間でも身体の巡りを良くしてくれます。
運動やヨガアーサナをしてはいけない期間ですが、身体がなまったりこったりすることはありませんでした。
ハーバルボールによるオイルマッサージは6日間続きました。
6日目のsteample massage 後、午後のトリートメントは
スチームバス
でした。
首だけ外に出る木の箱に入ります。椅子に座ります。
薬用ハーブのサウナです。
滞在9日目から内容が変わります。
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