パンチャカルマを受けに〜その理由〜
ギー5日目
南インドケララにアーユルヴェーダ パンチャカルマを受けに来ています。8日朝に到着して、その日からトリートメントなどが始まりました。
本格的なパンチャカルマの前処理施術は10日からで今日が5日目となります。
パンチャカルマのレポートについては後日帰国後に時系列にて、その心身の変化などまとめたいと思います。
今日はここに来てようやく身体が軽く感じられるようになったので、パンチャカルマを受けに来た理由だけ綴ろうと思います。
今回、アーユルヴェーダ ドクター、サブドクターなど数人がいる個人経営のこじんまりとしたホスピタルでお世話になっています。
きちんとした資格と教育を受けておられるアーユルヴェーダ 医師の元でリゾート的な内容では無い施術を受けたいと思い選びました。
もっと古典的な場所がたくさんあるとのことですが、初めてで1人で受けに来るにあたり、日本語の情報があった施設を選びました。
パンチャカルマを受けたかった理由のまず1つは、腸に刺激がある時に耳下腺が腫れる謎の症状があることです。個人的な解釈でも腸において何か原因があると考えており、日本の専門医に一度診てもらった際は免疫系の病気の可能性があるが、ステロイド治療する程では無いとのこと。
プロフィールにも書いていますが、とても長い間、投薬や不摂生な食生活が続いていた時期があります。体内に蓄積している毒素(アーマ)がドーシャのバランスを崩しやすくしているのではと考えました。
実際、アーユルヴェーダ の食生活を続けても、ヴァータドーシャの増悪もしやすいです。
そのカルマとドーシャを持って生まれた自分自身に、アーユルヴェーダ の智慧によって、この世界で生きやすい心身にする、そして癒しを与えるためです。
そして、アーユルヴェーダ という言葉を使って、記事を書くのであれば、パンチャカルマを受けずにいるのは如何なものかとも思いました。
最近はアーユルヴェーダ が世界的に流行につき、パンチャカルマについての記事も見受けられますね。
一定期間、白ごま油でアビヤンガすることやお粥を食べること、ネティポットで鼻洗いすることがパンチャカルマだという気軽に言葉を使用した記事を見てびっくりすることもあります。
アーユルヴェーダ は代替医療、未病の為、もしくは現代医療の治療との併用、東洋医学としての医療であるので、パンチャカルマも医療行為の1つです。
そのため、自分自身がきちんと自分の症状や家族の歴史などのレポートを用意して、リゾート感覚ではなく、真面目に施術を受けようと思いました。
あくまで私は受ける立場なので、今後はアーユルヴェーダ の恩恵による自分自身の体験レポートとしてご報告したいと思っています。
簡単に学んで人に伝えられるものでは無い、それくらい歴史の長い人類の叡智と生命科学です。
安易にアーユルヴェーダ 風、パンチャカルマ風という表現のできないものだと、実際に受けることで感じています。
11月には少しずつ経過をご報告致しますね。
雨がこれだけ心地よいと思えるのが不思議です。
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